聖霊なる神と三位一体の神という概念

三位一体の神

聖霊の働きは、旧約聖書にも書かれていますが、三位一体の神という概念は新約聖書の啓示がなければ生まれてこなかったでしょう。聖書には三位一体の神の概念は示されていますが、「三位一体」という言葉・表現はありません。「三位一体」という言葉は、後の神学者たちがつくった造語といってもいいと思います。

さて三位一体の神に関する聖句を読んでみましょう。マタイ28章18節―20節はキリストが再臨した後のことばが記されています。そこでキリストは「人々を弟子として彼らを父と子と聖霊の名によってバプテスマを授けなさい」と命令しています。この表現は明らかに父なる神、子なる神、聖霊なる神の権威を現しているものでしょう。

さらに2コリント13章13節は「キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わり」と書かれており、三位一体の神の違った働きが示されています。

1コリント12章4節―6節は、偶像礼拝をしていた人たちがクリスチャンになったコリントの教会に書かれています。古代ギリシャ宗教では、様々な神々といて違った働きをしていたと信じられていました。たとえば、太陽と光明の神であるアポローン、癒しの神であるアスクレピオス、愛の神であるアポロディーテー、エロースなどです。しかし、ここでは同じ神からすべての恵みが来ていると書かれているのです。

神の栄光(父の栄光、子の栄光、聖霊の栄光)

キリストは、三位一体の神である父なる神、子なる神、聖霊なる神が、それぞれお互いに栄光を現すと言っています。キリストの行いによって父なる神が栄光を受け、その逆も真なりで父なる神は子なるキリストに栄光を与えたのです。さらに栄光の聖霊もその働きに応じて父なる神と子なる神に栄光を与えたのです(ヨハネ14章13節、ヨハネ8章54節―55節、ヨハネ13章31節―32節、ヨハネ16章14節、1ペテロ4章14節)。

三位一体の神は、それぞれが独立して他のことをやることはありません。父なる神、子なる神、聖霊なる神は、役割こそ違っていましたが、同じ目的、同じ心を持っていたのです。

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