戦争大国アメリカとキリスト教

 

戦後アメリカは戦争を繰り返してきました。1950年に始めった朝鮮戦争から小さな戦争を含めますと、現在まで38の内戦や紛争に加担してきました。結果的に朝鮮戦争やベトナム戦争や湾岸戦争のような大きな戦争にも発展していったんです。この意味ではアメリカ合衆国が世界一の戦争大国と言っても過言ではないです。この戦争大国アメリカにおいて、衰えたとはいえ未だキリスト教を信じる人が大勢いるのです。さらに多くのアメリカ人のクリスチャンの方々は、政治的な理由または平和維持という理由で戦争加担に賛成してきました。

一方で日本では、キリスト教はアメリカからの宣教師によって広められました。平和主義者の日本人は戦争大国アメリカから輸入されたキリスト教に対して親しみを覚えないのも無理のない話です。もしアメリカのキリスト教が本当のキリスト教であれば、私も御免被ります。

ここではアメリカとキリスト教の関係について、私の4つの意見を述べます。アメリカのすべてのクリスチャンにあてはまるとは限りません。あくまでも一般論としての私の意見です。

アメリカのキリスト教は、多くの面でアメリカ文化を反映している

アメリカの文化の大きな部分として、個人主義(自由と独立)がありますが、それに加えて開拓者精神、困難に打ち勝ち切り開く精神があります。開拓者がインディアンたちと戦って領土を勝ち取りました。この勝利の方程式が国際政治にも影響されています。やられたら倍返しにしてやり返すのがアメリカの文化です。やられて黙っている民族文化ではないのです。

 

アメリカのキリスト教は、しばしば世界のリーダーとしてのアメリカの世界戦略(自由と民主主義の拡散)と国益に影響されている

アメリカは世界のリーダーであるべきという考えを多くのアメリカ人はもっています。アメリカのキリスト教もこの政治的信条に影響されていることはいうまでもありません。さらに世界リーダーとしてのアメリカの国益になるかどうかも、アメリカ人クリスチャンの考えに影響を与えています。結果的にアメリカのキリスト教全体の信仰にも表れていると思います。

 

アメリカのキリスト教は、戦争の解釈において聖書のメッセージを正確に伝えていない

イエス・キリストは、自らの手で戦争を引き起こすような行為を否定しています。特に上で述べたような理由で戦争が行われている訳ですから、数倍もその罪は重いでしょう。それがどんな名のもとに行われようと、本当のキリストの教えからはほど遠いものです。その意味でアメリカのキリスト教は戦争の解釈を正しく教えていません。

 

戦争大国アメリカとキリスト教

結論としてアメリカのキリスト教は、純粋なキリストの教えを伝えていない

人間の権威によって起こされる戦争は悪の業です。キリストの名によって行われる戦争はありえません。上のアメリカの新聞の見出しは「今日、我々の国は悪を見た」と書かれています。2001年9月11日同時多発テロ事件の新聞です。この時、私はアメリカにいました。このような見出しを見て、「他の国々でアメリカが引き起こしている戦争は悪ではないのか」と自問自答しました。

読者の皆様の上にイエス・キリストの大いなる愛が注がれますように、心よりお祈り申し上げます。

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