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科学の力と限界

科学の定義

科学とは一体何でしょうか。科学の力と限界について説明します。

科学の定義

科学とは人間が自然界(宇宙、地球、動植物、人間)を理解しようとするプロセスです。科学は観察する事から始まります。さらに重要な事は、科学的な仮説や法則は、不変ではありません。新しい発見が発見されたり、または可能性が考えられる時、法則はどんなに原則的なものでも常に吟味されるべきものです。この意味で、人間が自然界をより正確に理解していくに従って、科学とは常に変化していくものです。

科学の重要性

科学によって人間は理性的、合理的に自然界を理解しようとします。人間は科学によって自然界を理解しまた医学という分野で人体について学びました。多くの人が現代医学によって恩恵を受けています。また時代は超スピード化の時代となり、何事にも便利になりました。この科学の恩恵をだれも否定する事は出来ないでしょう。私は科学を否定するものではありませんが、人間に限界があるように科学にも限界があることを次に述べてみましょう。

科学の限界

科学はすべてを証明するものではありません。たとえば、熱力学の法則は、自然科学の中でもっとも原則的なものでしょう。この法則が受け入れられるのは、これが証明されたからではありません。むしろそれ以外に、説明のしようがないし、だれもそれ以外のことを観察をした事がないからです。事実、熱力学は非常に抽象的な概念(たとえば、宇宙に存在するすべてのエネルギーなど)を含んでいますから証明するのは不可能な事です。

重力または引力の法則は科学ではよく使われる法則です。この法則を数式で表すことは出来ます。引力の法則により、太陽系の中でまたそれ以上に飛行する事が可能になるのです。しかし、なぜ宇宙のある物体が他の物体とお互いに引き合っているのかは、私たちはわかりません。このように一般的に科学は、何がどんな状態になっているかを説明する事は出来ますが、なぜそれがそのような状態になっているのかを説明できません。

数学は、定義、原理、仮定で始まります。しかし、私たちは証明しようとはしません。たとえば、「平行線は交わらない」と言ってみても、証明はしないのですし、絶対的な真理であるとも証明されていません。しかしこの「平行線は交わらない」という仮定から幾何学(Euclidean Geometry)が発達したのです。曲線状のスペースを考えた場合、必ずしも幾何学(Euclidean Geometry)はあてはまらないでしょう。このように、科学の世界でも「信じる」という事から始まっているのです。科学者の方も科学者でない方も、科学がある仮定を「信じる」という事から始まっているのを理解するべきだと思います。

たまねぎの皮をどんどんむいていくと、最後にはなくなってしまうでしょう。この世の自然界と宇宙は、ちょうど終わりのないたまねぎのようなものです。何か新しい発見をしても、それに関するまた新しい疑問が湧いてきます。

近年、IPS細胞が発見され医療の面でも飛躍的発展が望まれています。私たち人間はこれからも際限なく新しいもの、概念、体の仕組み、宇宙の仕組みなど、、、、でもその発見の道には終わりがありません。

ウィキペディアには、ビックバン(Big Bang)の説明が良くされています。ごく簡単にこの説の概略を書いておきます。
宇宙にあるすべての物質とエネルギーは、約150億年前に非常に密度の濃いコスモ的かたまりが爆発して出来たというのです。問題は、コスモ的かたまりが爆発の前にあったという推測です。そのかたまりはどこから来たの?という質問になりませんか。

ウィキペディアでも説明しているように物理学者の間でも明確な結論はないのです。というより、Big Bang Theory は一物理学者の推測に過ぎないのです。それに賛同する人もいれば、反対する物理学者もいるのです。宇宙の起源を調べるのは、科学の領域を超えています。つまり観察と実験という基本から離れて推測でしかないのです。だからこそ、明確な結論が出ないのです。

Robert Jastrow, thedirecotor of NASA’s nstitute for Space Studiesが次のように証言します。(現在は、Darthmonuthの地層学の教授です)

150億年前に爆発から宇宙が始まったとすれば、何の力がそれをもたらしたのか?これが究極的な疑問でしょう。ところが、科学的実験と観察という方法で答えられる質問ではないのです。人間にとって最も重要な質問は、なぜ私たち人間は存在しているのか?これは、科学的実験、観察では答えることは出来ないだろう。(The Myth of Natural Origin、P20からの翻訳)

同様のことを他の科学者、物理学者たちが証言しているのです。つまり、仮にBig Bang セオリーが本当だとすると、その前には何が起きたのか知るのは不可能だとすべての物理学者が認めているのです。

Arthur Schawlow 物理学博士(1981年の物理学ノーベル賞受賞)が次のように書いています。

天文物理学の現在の研究では、宇宙の起源は知られないだけでなく、知ることは出来ないと思われる。もしビッグバンセオリーが事実だと仮定すると、その前に何があったのか知る由もないのである。(The Myth of Natural Origin, P21からの翻訳)

Louis Neel、Director of the Center for Nuclear Studies (1970年の物理学ノーベル賞受賞)も次のように書いています。

物理学者として私は、物理学は実験による科学だと考えている。仮説は、新しい事実を発見することにより証明できれば、非常に興味深いものである。この意味で宇宙の起源についての仮説は、物理学に属していないのである。抽象論、哲学の部類に入るのである。物理学は、宇宙の起源について云々できる学問ではない。(The Myth of Natural Origin、P21-22からの翻訳)

人間の存在の意味は、ビッグバンセオリーは答えてくれません。何か他にあるのではないでしょうか。あなたの存在の意味を証明してくれるものはありますか。なぜ私はここに存在しているのだろうか。何のために?・・・・

結論 (聖書と進化論の関係)

神は天地万物を創造された神です。ゆえに天地万物すべてを支配しています。神は多くの時代を超えて、それを聖書という形で人間たちに啓示したのです。一方、科学は人間が神によって創造された世界を、組織的に理論的に理解しようとする試みです。もし聖書と進化論の間に矛盾があるとすれば、私たちの聖書理解が間違っているか、または私たちの自然科学による理解が間違っているか、どちらかだと私は思います。

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