キリスト教はただ単に西洋の宗教に過ぎないのでしょうか。人間が作り上げた宗教に過ぎないのでしょうか。西洋文化はギリシャ・ローマ帝国以来、世界に影響を与えてきました。今日でもその影響は計り知れないものが、この東洋の国、日本にもあります。キリスト教もその一部ではないかという疑問です。キリスト教は西洋の文化の一部に過ぎないのではないかと主張されます。本当にそうでしょうか。

西洋の宗教とは ?

まず西洋の宗教とは何かを考えてみましょう。私たちが西洋の宗教と言う場合、西洋文化の一部として宗教を指しています。キリスト教もその意味では西洋に根づいた文化の一部と言えます。私は人間がすることすべてが文化の一部だと思います。しかし、神様は人間文化の様々な要素を使い真理を伝えました。つまり、人間の言語、交通機関、特殊な地理、それぞれの国の事情をご存知の神様は、定められた時にイエス・キリストを通して福音を伝えたのです。

実はキリストの教えは、西洋の文化とは無関係の文化、旧約聖書から生まれているのです。ユダヤ人たちはエルサレムを首都として現在のパレスチナに住んでいたのですが、紀元前400年頃からの西洋人(ギリシャ人とローマ人)によって侵略を受けたのです。もっと元をたどればユダヤの民族は1500頃、エジプトで奴隷の民族だったのです。さらに彼らはアブラハムの子孫でありました。これらの歴史はけっして西洋の文化に根づいたものではありません。

文化と言う表現を使えばキリスト教の文化のルーツは中東にあるのです。 ユダヤ人であるキリストは真理を伝えましたが、ローマ帝国の法律に従い十字架に架けられたのです。1世紀に多くのクリスチャンが生まれた頃でも、一般の西洋人によってクリスチャンは迫害されたのです。西洋の文化の一部になったのは、ローマ帝国の皇帝コンスタンチンが304年にクリスチャンになってからです。それ以後、ローマ帝国ではキリスト教が帝国の国教になったのです。

イエス・キリストが教えていること

ここまでキリスト教が西洋の宗教であるかどうかをごいっしょに考えてきましたが、歴史的に深く掘り起こしていきますとキリスト教は西洋の宗教ではありません。キリスト教は人間のあるべき姿を教えていると思います。これは東洋の宗教とか西洋の宗教とかにとらわれない教えです。すべての人間、すべての人種、すべての国の人々が、黒人だろうと白人であろうと、アメリカ人であろうと中国人であろうと日本人であろうと学ぶべき教えだと思います。 キリストの教えは人間が作り上げた宗教という概念を超え、人間がどのように生きるべきかを教えています。この不完全な世の中にあって人々は飢え渇いています。何かを求めています。このような世で人々は新興宗教に走ったり、または我を忘れて働き気づいた時には何もなかったということもあります。

宗教に飽き飽きしている人、何か本物はないかと探している方は、キリストの教えに耳を傾けてみるーーーとっても価値あることだと私は思います。

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